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横沢入生物観察2018/6/24

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どうもこんにちは 2年部員の地引と申します 今日は久しぶりに東京都あきる野市の保全地域である横沢入にお邪魔しました 採集方法はタモ網によるものです 今回は入って左の方の面積で言うと 10m 2 ほどの池を中心に採集をしました 一番多く観察できたのがニホンアカガエルのオタマジャクシです 上陸間近の個体や成体も観察できました ニホンアカガエル 次に多く観察できたのがホトケドジョウです 自分は数回横沢入にお邪魔したことがあるのですが、来るたびに観察できる種の一つです   ホトケドジョウ こちらはアカハライモリです お腹の赤色が美しいですね アカハライモリ イモリは高い再生能力を持つことで知られていますが、その能力には赤血球が深く関わっていることが最近明らかになったそうです そして今回一番の収穫がこちら! トウキョウサンショウウオの幼生です! 網に入ったときは一瞬ドジョウかと思ったのですが、よく見るとサンショウウオでした 左後肢が欠けてしまっていますが、すぐに再生すると思います 何に襲われてしまったのでしょうか 訪れれば必ず心を動かされる横沢入の素晴らしさを改めて実感しました 今回はただ生き物を採集して撮影するのみでしたが、次回からは「調査」に近いことを行いたいと考えております 最後まで読んでくれてありがとな! おまけ なんかのヤゴ(トンボ種類多すぎて謎) マツモムシ 刺されたことはないけど一度刺されてみたいかも(好奇心)

学生バードソン2018~ゼルコバ編~

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学生バードソン2018 ~ゼルコバ編~ こんにちは 。地域生態システム学科二年の鈴木です。 野生動物研究会として学生バードソンに参加してきたので、その報告をします。 まず、学生バードソンとは3人1組のチームを作って一日バードウォッチングをし、その後に募金を行い、観察種数と募金額を競う競技です。6月3日に全国で一斉にバードウォッチングが行われ、野生動物研究会からも、イソロイシンとゼルコバの2チームが参加しました。 このページでは、ゼルコバのバードウォッチング結果を報告します。 ゼルコバは 高尾山(六号路→一号路) ↓ 多摩川中流(京王線聖蹟桜ヶ丘駅→ JR 南多摩駅) ↓ 葛西臨海公園 のルートでバードウォッチングをしてきました 。 最初に行った高尾山では六号路でサンコウチョウ、ヤブサメなど夏鳥のさえずりを聞くことができました。カラ類の声がよくきこえたのですが、声で識別できる人がチームにいないということが発覚。仕方なく、目視確認できたシジュウカラとヤマガラのみ記録しました。帰りの一号路ではキクイタダキのさえずりとコサメビタキを確認しました。キクイタダキ、夏場は高標高地で繁殖するものと思っていたので驚きました。キビタキは姿を見られなかったものの、至る所でさえずっていました。高尾山口駅のそばの川ではいつもカワガラスがいるのですが、この日は姿を現しません。カワガラスはあきらめて、電車で多摩川へと向かいます。 聖蹟桜ヶ丘駅を降りて少し歩き、多摩川中流に到着。すぐにシラサギ三種を発見し幸先の良いスタートとなりました。上空をツバメ、イワツバメが飛び交い、ヒバリ、セッカ、オオヨシキリのさえずりが河原の方から聞こえてきます。夏ですねー。そんなのどかな河原をチョウゲンボウが通過。一羽のツバメがビチュビチュとチョウゲンボウを追いかけます。よく見るとチョウゲンボウは何かを持っていました(たぶんツバメ … 。モビングしていたツバメとはつがいだったのか…)。 チョウゲンボウ          チョウゲンボウを観察してしばらく未観察の鳥は現れません